コスメバイヤーの気になるアイテム紹介:アビスタエイジングケアコンディショナー

髪の悩みが改善しないのはインナーケア不足!?

髪の毛は、一本の糸のようなイメージを持っている方も多いですが、実は海苔巻きのような構造をしています。髪の毛の肉質にあたるコルテックスと呼ばれる部分と、髪内部を外部の刺激から守るキューティクルと呼ばれる部分です。

このキューティクルは水を弾く親油性(脂となじみやすい)という性質があり、髪内部に水分や刺激物が入らないようにガードをしています。逆にコルテックスは親水性(水分となじみやす)性質を持っています。

 

そのため、髪の毛のダメージがどの程度の進行度合いなのかによって、必要なお手入れ方法は変わってきます。

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なぜお手入れ頑張っても髪は綺麗にならないのか

例えば、ブラッシングや枕の摩擦など軽いダメージであれば、オイルを付けることで改善しますが、カラーリングやパーマをくりかえした髪はコルテックスにタンパク質を補給してあげることが欠かせません。

にも関わらず、市販のプチプラコスメの場合、シリコンオイルが成分のほとんどを占めていて、わずかに植物オイルが含まれているといったものがほとんどです。そのため、お手入れを頑張っているつもりでも、髪の毛のダメージがいつまでたっても改善しないということが起こってきます。

 

しかも、シリコーンオイルには、健康なキューティクルによりくっつきやすいという性質があるので、健康な部分ばかりツヤ出しがされるので、付けた直後はきれいでもしばらく時間がたつとくすんで見える・ムラに見えるなどさらにお悩みが加速してしまうなんていうさらなるトラブルを引き起こしてしまう可能性もあります。

 

ハイダメージを受けた髪の毛にはその場限りのケアではなく、きちんとインナーケアまでできるアイテムを選ぶことが大切です。

 


インナーケア力がすごいと話題のアビスタエイジングケアコンディショナー

そんなハイダメージヘアの救世主と話題になっているのがアビスタエイジングケアコンディショナー

アビスタ エイジングケアコンディショナー 300ml

新品価格 ¥4,104から (2017/8/8 12:21時点)

 

なんでもオールインワンゲルを改良して作ったらしく、「髪にも肌にもいいトリートメント」というコンセプトで、水分も油分も同時に補えるクリーム状なので、1本でキューティクルケアとコルテックスケアが簡単に両立できてとても便利なのです。

 

しかも、普通のコンディショナーは「肌に付けないように気をつけてください」とアナウンスされるところが、アビスタの場合は、「集中ケアをしたい時はタオルドライ後の湿った髪にパール粒程度をなじませてアウトバストリートメントとしても使ってみてください。」とのこと。

 

成分を確認すると比較的上位に、ペリセアが配合されていたり、ナノリペアというダメージホールを埋めてくれる集中ケア成分が入っていたりととても豪華。*1しかも、ダメージを受けてスカスカになってしまった髪の毛の密度を高めるだけでなく、キューティクルを引き締めてこれ以上のダメージを許さないというベジタミドという注目原料も入っていたりして、芯からのダメージケアをよく考えているなと思わせる処方です。

 

艶出し成分ももちろん豊富で、椿油・パーシック油・ローマカミツレエキスなどまんべんなくカバーされている印象を受けます。

オランダカラシ・ゴボウ・山椒などめぐりを促すエキス類も豊富です。これでもか!と言わんばかりに美容成分が濃厚に入っていますので、芯からのダメージケアをしたいと思ったら一度試してみる価値ありです。

 

ダメージケアや艶出しから地肌ケアまで、バランスよく美容成分が配合されているので、どんな悩みの方でも違いを感じられる処方ですが、特にハリコシ感アップの成分が豊富なので、髪の毛が細くなってきた気がする、ぺたんこになって髪型が決まらないという方におすすめです私も実際試してみましたが、ノンシリコンなので髪につけたときは少し軽すぎかな?指通り心許ないかな?という印象ですが、髪を乾かすと一転してシリコンたっぷりのトリートメントよりも軽くて弾力のある仕上がりに。

 

しかも指通りもサラサラ。不思議な感触でやみつきになります。

 


アビスタエイジングケアコンディショナー全成分

水、ベヘニルアルコール、パルミチン酸エチルヘキシル、水添ヤシ油、ミリスチン酸、ステアリン酸グリセリル、パーシック油、ステアラミドプロピルジメチルアミン、セテアラミドエチルジエトニウムサクシニル加水分解エンドウタンパク、ハトムギ種子加水分解液、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、フムスエキス、乳酸、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、ポリクオタニウム-10、サンショウ果実エキス、プルサチアナコレアナエキス、スイカズラ花エキス、グレープフルーツ果実エキス、アルニカ花エキス、オドリコソウ花エキス、オランダカラシエキス、ゴボウ根エキス、セイヨウキズタエキス、ニンニクエキス、セイヨウアカマツ球果エキス、ローヤルゼリーエキス、ローマカミツレ花エキス、スギナエキス、ホップエキス、レモン果実エキス、ツバキ油、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビス(フィトステリル/ベヘニル/イソステアリル)、プロパンジオール、ベヘントリモニウムクロリド、クオタニウム-18、ダイズステロール、γ-ドコサラクトン、オレンジ油、イランイラン油

 

*1:ペリセアはジラウロイルグルタミン酸リシンNaという表記のダメージケア成分なのですが、これは短時間で髪内部のダメージ補修をしてくれることから美容室トリートメントなどでも良く使われていて、今美容業界でとても注目を集めているコスメバイヤー的には垂涎の成分なのです